2012年1月11日水曜日

赤ちゃんと睡眠薬

最近、寝付きの悪いうちの子。
ホントは21時までには寝かせたいけど、実際寝るのは23時くらい。

なので、昨日は「赤ちゃん 寝ない」で検索してみたら、
「寝ない赤ちゃんに母親が自分が処方されている睡眠薬を飲ませている」という事例がけっこう多いという記事を読んで、悲しくなった。

まず、「赤ちゃん用の睡眠薬」の存在についてですが、
あることは、あります。
実際に日本の医療機関で使われるのは、「検査」のときや「重度のけいれん」が起きているとき。
昨日良く見たのは「飛行機に乗せる時」というものでした。
海外ではよくある事例のようですが、日本ではあまり使われません。

大人用の睡眠薬は大人が飲むために作られており、体格も消化器官の発達もまったく違う
赤ちゃんや子どもに使ってしまうと、非常に強く作用したり予期できない副作用が起きたりします。
睡眠薬による昏睡状態(深く眠って起きない状態)が長く続くと、脳に必要な栄養がいかずに低血糖障害を起こす可能性もあります。
完全母乳育児の病院で、十分に栄養を与えられなかった新生児に重度の脳障害が起きてしまうという事故もおきています。

お母さん、お父さんの判断で医薬品を子どもに使うのは絶対にやめてください。


世界の子育て事情と、小さい子どもを連れて旅行するときに気をつけることなどが、詳しく書いてあります。
妊娠・出産レポもあるので妊娠中のお母さんにもおすすめです。

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